2章 第8話 極秘依頼 樹海の迅竜!
前回までのあらすじ
ココアに頼まれ
ドドブランゴ2頭を
倒したアイナ。
次第に信頼を深めてゆく
1人と1匹。
しかし、そんな1人と1匹の前に
黒い影が忍び寄っていた。
■極秘依頼 樹海の迅竜!
ネコート:「ふーむ、がんばっているようだな、ハンター殿。」
「どうやら貴殿の力を甘く見ていたようだ。」
「ところで…、貴殿は《ナルガクルガ》と呼ばれるモンスターをご存知かな?」
「最近新たに確認されて、ギルドの方でも話題になっておる。」
「ゆえに、あまり情報も集まっておらん。」
「まぁ、結局は貴殿が実地で情報を得るしかなにのだがな。」
「危険だとは思うが、何、貴殿なら何とかなるであろうよ。」
ココア:「必ずや、その獣を仕留めて見せますニャ。」
ネコート:「期待しておるぞ。」
アイナ:「期待されてるんだか、利用されてるんだか……。」
ネコート:「まぁ、否定はせんよ。」
納得しきれぬままクエストの準備にとりかかるアイナ。
アイナ:「どうも極秘裏にっていうのがひっかかるわねぇ。」
「ようは、手柄を横取りされるって事でしょ。」
ココア:「ネコートさまの依頼とあっては、断れないニャ。」
めちゃ子:「そうですよね。」
「ネコートさんって結構な立場にいるようだし、
長いものには巻かれろですよね。」
アイナ:「とはいえ、どうしてもあのネコートって奴、信用できないのよねぇ。」
ココア:「ネコート様に失礼ニャ!」
「彼女に謝罪するニャッ!」
アイナ:「彼女?あれ雌なの!?」
ココア:「度重なる無礼、許せないニャ!」
「雌って呼ぶニャ!女性に対して失礼ニャ!」
アイナ:「わかったわよ、謝るわよ。」
「でも、なんでそんなにむきになるの?」
めちゃ子:「あっ、わかった。」
「ココア君はネコートさんの事が好きなんでしょ。」
ココア:「ニャニャニャ、何を言ってるニャ。」
「ボクとネコートさまでは身分が違いすぎるニャ。」
「そんな事、思った事もないニャ。」
めちゃ子:「愛があれば身分に差なんて……。」
アイナ:「さ~て、そろそろクエスト行こうかな。」
めちゃ子さんとココアの「恋ばな」は続いているようでしたが、
そんな事に関心の無いアイナは
さっさとクエストに向ってしまうのでした。
そんなこんなでクエストを受注した1人と1匹。
エリア5でナルガクルガに遭遇します。
アイナ:「何だ、でかい黒猫じゃない。」
ココア:「アイナ、猫を馬鹿にするニャ!」
油断したアイナをナルガの尻尾攻撃が襲います。
アイナはすんでのところでガードしました。
ココア:「ほら、言わんこっちゃないニャ。」
アイナ: 「それがどうしたっ!」
アイナは、ナルガクルガの懐に潜りこみ
片手剣を振り回し、ダメージをかせいで行きます。
アイナ: 「こう近付けば、素早い攻撃は無理だな、ナルガ!」
しかし、ナルガクルガも黙ってやられてはくれません。
強烈な尻尾が攻撃がアイナに
振り下ろされます。
アイナは、瞬時にガードしました。
アイナ: 「チィ!」
両足を広げ踏ん張るアイナ。
しかし、強烈なナルガの一撃は、
アイナを後方へ押し出しました。
それでも怯まず攻撃を続けるアイナ。
するとナルガは、大きな叫び声を上げ、
怒りモードに突入しました。
ナルガの目は怒りで赤く輝き、
残像を残しつつアイナに迫ります。
アイナはすぐさま閃光玉を投げました。
視力を奪われたナルガは、
後方へジャンプ。
飛び掛る体制をとりました。
アイナ:「だから、お前はアホなのだーッ!」
アイナはこの隙を逃しませんでした。
アイナは、耳元に音爆弾を投げ、
聴覚の鋭いナルガを転倒させる事に成功しました。
アイナの怒涛の攻撃が続きます。
そこにさらなる追いうちをかけるココア。
ココア:「シビレ罠ニャ!」
絶妙なタイミングで罠をしかけ、
アイナを助けます。
1人と1匹に誘き寄せられたナルガは、
まんまと罠にかかり、その身体を大きく仰け反らせました。
そこへアイナの容赦ない攻撃が
身動きのとれないナルガに浴びせられます。
ナルガはたまらず撤退してゆきました。
ナルガを追うアイナとココア。
再びその姿をエリア2で発見すると
アイナは落とし穴を設置するのでした。
アイナの姿に気付いたナルガが、
そちらに突進して行きます。
ギリギリで設置を完了したアイナは、
後方に下がりナルガを引き寄せました。
アイナの思惑通り
落とし穴に落ちるナルガクルガ。
アイナは、大タル爆弾Gを設置し起爆しました。
その一撃は、ナルガを弱らせるのに十分でした。
ナルガに付けられたペイントのシグナルが
ピンクから黄色に変わり、
捕獲可能を示しました。
アイナは、落とし穴でもがくナルガに
捕獲用麻酔玉をぶつけ無事に捕獲したのでした。
アイナ:「まぁ、こんなものね。」
無事にクエストをこなした
アイナとココアは、
満足げに樹海をあとにするのでした。
<次回予告>
ナルガクルガを狩猟し、
ネコートさんのさらなる信頼を得た
1人と1匹。
そんな彼らの前に
ネコートさんも恐れる強大な敵が現れる。
次回、『最終極秘依頼 覇竜討伐!』
君は、刻の涙を見る……。
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